私の住むニュージーランドは、日本と比べると収入が高めだと言われることが多いです。
日本の平均所得は約460万円、ニュージーランドの平均所得は約635万円で、約1.4倍になります。
確かに数字だけを見るとそう感じる場面もありますが、そんなに甘くないのが現実です。
家賃、食費、教育費…生活していくための出費は、日本より大きいと感じています。
気がつくと、「贅沢はしていないのに、なぜか余裕がない」と感じる毎日です。
家賃は東京より高い
ニュージーランド、オークランドは世界的にも家賃や不動産の高騰で知られています。
家は億を超えるのが普通で、我が家が暮らす2LDKの賃貸マンションを例に見ると、東京の平均が17万円のところ、オークランドの平均は24万円と約1.5倍です。
単身者やカップルであれば、フラット(シェア)をして家賃を抑えることもできますが、4人家族で家賃を抑えるのは簡単ではありません。
食費は日本の約2倍
ニュージーランドでは、外食がとても高くつきます。
家族4人で普通のレストランに行くと、1万円前後になるのは珍しくありません。
そのため、我が家が外食をするのは年に数回で、基本は毎日自炊です。
参考までに、日本の4人家族の平均食費は7万円〜10万円。
ニュージーランドでは12万円〜17万円と、こちらも約1.5倍から2倍になります。
我が家は節約を意識して暮らしているため、食費は約10万円に抑えています。
それでも、数字だけ見ると「日本より高いな」と実感する毎日です。
びっくりする保育園代
保育園代の月額
ニュージーランドの保育園、いったいいくらだと思いますか。
場所によって差はありますが、月額はなんと15万円前後になります。
我が家の場合
我が家の下の娘は1〜2歳児クラスで、政府の補助(ECE)が効かないため、月に16万円ほど支払っています。
保育園補助は収入によって変わり、共働きの場合は減額される人が多いようです。
兄弟がいる場合の負担
我が家は1人は保育園、もう1人は公立小学校(年間15万円程度)に通っています。
保育園代は1人分ですが、通常0歳から5歳までが保育の対象となるため、兄弟の年齢差によっては2倍の保育園代を支払っている家庭もあります。
そう考えると、同じ親として感心します。
日本との比較・働く意味
日本でも産後の復帰や保育園問題はよく話題になりますが、ニュージーランドでは保育園代があまりに高く、給与以上になってしまう人や、ほとんど保育園代で消えてしまう人もいるようです。
そのため、子どもが小さいうちに働く意味を問う親も多いのだと感じます。
意外と安いものもある海外生活
日本と比べて、安いものとしてまず思いつくのは、車の車税や車検にかかる費用くらいでしょうか。
ただし、その他の費用(保険など)をまとめて考えると、実際にはそこまで大きな差はないのかもしれません。
簡単にざっくりと表にまとめてみました。
またよく話題に上がるのが、公立病院の医療費です。
すべての受診や治療が無料というのは確かですが、ここには少し落とし穴もあります。
その点については、また別の記事で詳しくお話ししたいと思います。
まとめ
海外生活は、夢のように聞こえる部分もありますが、厳しい現実と向き合う日々です。
家賃、食費、保育園代など、数字で見ると「想像以上」と感じることも少なくありません。
それでも、少しでも支出を抑えたり、無料や安く使えるサービスを活用したりすることで、心地よい生活の工夫はできます。
大事なのは「無理せず、少しずつ自分たちのペースで整えていくこと」です。
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