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海外で育つ子どもの日本語|6〜10歳で大変だったこと

海外で子どもを育てていると、「バイリンガル教育」という言葉をよく耳にします。

実際に取り組んでみると、年齢によって悩みはちがって

我が家では、6〜10歳の時期が、

親である私が迷ったり模索時期でした。

現地校が本格的に始まり、日本語と英語の両立が一気に難しくなるのがその理由だと思います。

今回は、海外で育つ子どもの日本語教育において、

6〜10歳で実際に直面したことを総論としてまとめます。

目次

6歳からの「文字の壁」

ひらがな・カタカナの定着

ひらがなは、繰り返し学べる教材を使い、

時間をかけて取り組んだことで比較的スムーズに定着しました。

一方で、カタカナは使用頻度が低く、

教材の量もひらがなより少ないため、覚えるのに時間がかかりました。

我が家では、

  • 親がひらがなで書いた単語をカタカナに直す
  • 苦手なカタカナそれを含む単語の問題を作って繰り返す

といった形で家庭学習を補ってきました。

現在でも、使う機会の少ないカタカナは

思い出すのに少し時間がかかることがあります。

カタカナって定着が難しい。素直な感想です。

漢字の定着はさらに難しい

漢字は、6〜10歳で最も苦労した分野の一つです。

  • 漢数字
  • 山・川・花など身近なもの

一方で、日本の生活に根ざした言葉や、

家庭内であまり使わない概念の漢字は、

そもそも意味が分からないことも多く、理解してもらったうえで

使えるようなるまでに時間がかかりました。

その場合は、

  • 日本語で漢字の成り立ちや意味を説明する
  • 英語でも意味を補足する

という形で、両方の言語を使って理解を助けています。

この方法は、現在も続けています。

家庭内での日本語が不安定になるとき

現地校に通い始めると、

家庭内で「日本語だけ」を徹底することが難しくなりました。

  • 日本語に英語の単語が混ざる
  • 独り言が英語になる

こうした変化は、6〜10歳頃からよく見るようになりました。

でも、リラックスしている時の独り言までを

無理に日本語に戻させることはしませんでした。

家族との会話の場面では

「日本語で話してね」と声をかけ、

その都度、日本語表現を伝えるように現在もしています。

テレビ・メディアと言語の影響

現地校の友達が増えると、

英語のテレビ番組やアニメを見たがるようになります。

それは自然なことです。

今まで家では日本語の番組をメインに見せていましたが、

そうはいかなくなってきました。

そんな中で我が家で決めていたルールは以下のようです

  • 日本語がオリジナルの作品は日本語で
  • 英語がオリジナルの作品は英語で
  • 日本語オリジナルを英語で見たい場合は2回目を英語で

言語だけでなく、

その文化や自然な表現に触れてほしいと考えたからです。

実際に日本語オリジナルを英語で見ている現地のお友達との解釈のズレを感じると言ってくることはよくあるので、

今もこのルールは大切にしています。

テレビの影響はとても大きく、

見ている作品によって、日本語と英語のバランスが

波のように変わることがよくありました。

親としては、

「このままでいいのだろうか」と

何度も不安になりました。

現地校の勉強と日本語学習の両立

英語圏で生活する以上、

英語で理解し、説明できる力や現地の教育を受けて育っていくのが

最優先だと考えていました。

そう考えて、英語学習をー家庭内でサポートしても

日本語家庭環境で育つ子どもは、

英語圏に住んでいても学習面ではほとんどの子供が遅れをとる現実でした。

家庭で英語を使う子供達は毎日、家族から沢山の英語を浴びて育っています。

他言語を使う家庭の子供の語彙略や理解力が遅れるのは不思議ではありません。

日本語と英語、両方を学ぶ時間をどう確保するか。

このバランスは、6〜10歳でとても模索しました。

本を読むことの難しさ

娘はもともと、本や文字を読むことが得意なタイプではありません。

英語では、

  • 学校から出される本の音読
  • 各学年での最低限必要な単語の習得

を家庭でサポートしてきました。

高学年になると音読の宿題はなくなり、

読む習慣をつけることは簡単ではありません。

娘の興味をひく本をどうにか探して紹介するようにもサポートしました。

日本語については、現在は漫画を中心に読んでいます。

日本語の漫画が読めるようになるまでの過程については、

別の記事で詳しく書く予定です。

家庭内で続けている日本語の声かけ

家庭内で英語が混じったときは、

  • 「日本語でどう言うかな?」
  • 「日本語ではこう言うよ」

と、その場で伝えたり、逆に

  • 「それってどう言う意味?」

と質問して、日本語で英語の単語を説明してもらったりして

日本語を使うように誘導したりしています。

結果がすぐ見える事ではないですが、この積み重ねはずっと続けています。

補修校に通うようになってからは、

先生や友達の使う表現を覚え、

会話に取り入れる機会も増えてきました。

まとめ|6〜10歳は迷いながら頑張った時期

6〜10歳は、

  • 日本語は守れているのか
  • 英語は遅れていないか
  • このままで大丈夫なのか

でも、完璧を目指さず、

やめずに続けてきたことは、

確実に今につながっていると感じています。

この時期の具体的な取り組みや、

漫画・漢字・家庭学習については、

今後の記事で一つずつ詳しく書いていきます。

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この記事を書いた人

ニュージーランドで家族4人で生活しています。

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